レース展開

ヤマニンラリアンスが馬群を引き連れる展開、2番手の位置にエクストラチャージとカーヌスティが続く

ヤマニンラリアンスが先陣を切る恰好となり、後続との差を1馬身ほど確保してレースを牽引。2番手にエクストラチャージとカーヌスティが並ぶ。続いて、ハビビが4番手の絶好位につける。その1馬身後ろ、フクノジョヴァンニとマロガレは中団やや前。ジンガブリッツは中団馬群のど真ん中を追走。ヴィトーリアヘーザは中団後方の位置取り。リックトメンマは後方4番手に控えて機をうかがう。後方3番手でじっくりと折り合い重視で運ぶのはハナレタクナイ。後方2番手の位置でひっそりと力を温存するのはエースオブハーツ。どん尻にウナトライオンがいる隊列で最初のコーナーを通過。

グランシャリオドリーム56、エクストラチャージが負けじ心を発揮してゴール前の熾烈な争いを頭差でモノにする

先頭はヤマニンラリアンスとカーヌスティでリードは1馬身。エクストラチャージとハビビが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、単独で先頭に立った1番人気のカーヌスティが粘り続ける。そのまま押し切るかに見えたが、好位にいた2番人気のエクストラチャージが一歩一歩確実に終いの脚を伸ばしてカーヌスティを捉えると、最後はアタマ差だけ先んじて勝利を挙げた。2着のカーヌスティから3/4馬身差の3着には、3番手の位置から力強い脚運びでゴールまで頑張ったハビビが入った。そこから1馬身遅れた4着には、中団前目で直線を迎えたフクノジョヴァンニが入線した。