越中島川賞

レース展開

ギレルモが集団を先導、2番手の位置にグランクールが取り付く

ギレルモが逃げる形となり、リードを1馬身ほど確保して一団を牽引。単独の2番手にグランクールが続く。そのあと、ラントが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはコンチドリーム。その1馬身後ろ、オゼイユは中団やや前。ダンスマティスは中団馬群の丁度真ん中を追走。ノーブルスターとフェアメーゲンは中団後方の位置取り。その後ろ、マルヨソウタが9番手。ガニュメデスレイは後方4番手に控えて虎視眈々と機をうかがう。後方3番手で腰を落ち着けて折り合いをつけるのはパーティーモード。後方2番手の位置でじっとして力をタメるのはインテグラーレ。最後尾にプナヘレがいる隊列で最初のコーナーを通過。

越中島川賞、グランクールが途中で先頭に躍り出て、そのまま後続を封じ切る貫禄のある立ち回りで快勝

先頭はグランクールでリードは1馬身。単独の2番手にギレルモが続く。そのあと、ラントが3番手。1馬身離れて、オゼイユが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、依然として先頭を走る1番人気のグランクール。そのままグランクールが持久力に富んだ末脚で粘り込み、最後は後続に1馬身半の差をつけてトップでゴールを走り抜けた。2着には、中団後方の位置から迫力十分の伸び脚で猛進したマルヨソウタが続き、2着と1馬身1/4差の3着には、2番手の位置から天稟の負けじ心を発揮してゴールまで力走した2番人気のギレルモが入った。そこから3/4馬身遅れた4着には、8番手で直線を迎えたガニュメデスレイが入線した。