ラント（2018年生、母カノン）

経歴

デビュー前

3歳（2021年）

1月24日、デビュー戦は川又賢治騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（小倉芝1800m 曇/重）に出走。馬体重は482kg。16頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く10着に終わった。

2月6日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、坂井瑠星騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝1600m 晴/良）に出走。15頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。最後はバテてしまい13着に終わった。

3月6日、中3週で迎えた3戦目は、古川奈穂騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/稍重）に50kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では速い脚を使えず10着に敗れた。

3月13日、連闘で迎えた4戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/不良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で古川奈穂騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

4月10日、中3週で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で古川奈穂騎手（2戦0勝）。13頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が悪くなり9着に敗れた。

4月24日、中1週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で古川奈穂騎手（3戦0勝）。15頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では目立つような脚を使えず10着に敗れた。

6月13日、中6週で迎えた7戦目は、藤岡康太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1800m 曇/良）に出走。16頭立ての12番人気で15番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に終わった。

6月19日、連闘で迎えた8戦目は、3歳未勝利（阪神芝2400m 外回り雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で藤岡康太騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後はタレてしまい8着に終わった。

6月27日、連闘で迎えた9戦目は、高倉稜騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。13頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では切れる脚を使えず11着に終わった。

11月2日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から30kg増やして迎えた10戦目は、藤田凌騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の138.5万円以下（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。14頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では鋭い脚を使えず8着に敗れた。

11月18日、中1週で迎えた11戦目は、安藤洋一騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の122.5万円以上（大井ダート1400m 曇/良）に出走。13頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではあとひと押しが足りず、4着に終わった。

12月9日、中2週で迎えた12戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で安藤洋一騎手（1戦0勝）。15頭立ての8番人気で16番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚が振るわず10着に敗れた。

12月31日、中2週で迎えた13戦目は、3歳戦の119.5万円以上（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は藤田凌騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、少し速いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の強い精神力で最後まで踏ん張ったが、オーロールに交わされて3馬身半差の2着となった。

4歳（2022年）

4月18日、約3か月半の休み明けで迎えた14戦目は、一般C2十三十四十五（大井ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で藤田凌騎手（2戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では目立つような脚を使えず8着に敗れた。

5月9日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた15戦目は、一般C2十三十四（大井ダート1600m 内回り雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤田凌騎手（3戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚を持続できず、4着に終わった。

5月23日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2十三十四（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で藤田凌騎手（4戦0勝）。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚勢が鈍り11着に敗れた。

6月6日、中1週で迎えた17戦目は、横川怜央騎手を鞍上に迎えて、一般C2十十一十二（大井ダート1600m 内回り雨/不良）に出走。14頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天性の負けじ心を発揮してゴールまで力闘し、4着に入り込んだ。

6月28日、中2週で迎えた18戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、一般C2八九（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天資の負けん気を発揮してゴールまで力戦したが、3着に終わった。

7月15日、中1週で迎えた19戦目は、達城龍次騎手を鞍上に迎えて、一般C3一二（大井ダート1600m 内回り雨/不良）に出走。13頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のデンジャーマンに1馬身3/4の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

8月16日、中4週で迎えた20戦目は、一般C2七八九（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は矢野貴之騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。

9月7日、中2週で迎えた21戦目は、一般C2五六（大井ダート1600m 内回り雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（2戦0勝）。14頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが鈍く10着に敗れた。

9月20日、中1週で迎えた22戦目は、一般C2五六七（大井ダート1600m 内回り雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で矢野貴之騎手（3戦0勝）。9頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず4着に敗れた。

10月6日、中1週で迎えた23戦目は、一般C2六七八（大井ダート1600m 内回り雨/稍重）に出走。鞍上は安藤洋一騎手（2戦0勝）。14頭立ての10番人気で大外14番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天資の闘争本能でゴールまで力戦し、5着を確保した。

11月2日、中3週で迎えた24戦目は、一般C2六七（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安藤洋一騎手（3戦0勝）。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚勢が衰えて10着に終わった。

5歳（2023年）

1月27日、約3か月の間隔を開けて迎えた25戦目は、谷内貫太騎手を鞍上に迎えて、一般C3一二（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。13頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着を確保した。

2月20日、中2週で迎えた26戦目は、一般C2十二十三（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で谷内貫太騎手（1戦0勝）。14頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が上がってしまい9着に終わった。

3月6日、中1週で迎えた27戦目は、越中島川賞（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は横川怜央騎手（1戦0勝）。13頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が鈍り8着に終わった。

デビュー前

澤佳宏厩舎（大井）へ入厩。

3月27日、デビュー戦は後藤蒼二朗騎手を鞍上に据えて、一般C2十二十三（大井ダート1200m 曇/重）に出走。13頭立ての8番ゲートからスタート。出走取消となった。

6月14日、約3か月半の休み明けで迎えた28戦目は、山田祥雄騎手を鞍上に迎えて、小橋川智喜生誕記念（名古屋ダート1500m 曇/重）に出走。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では強靭な末脚を披露したが、4着に終わった。

6月29日、中1週で迎えた29戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、一般C9（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天稟のガッツでゴールまで力走したが、4着に終わった。

7月13日、中1週で迎えた30戦目は、常磐カナメ生誕記念杯（名古屋ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は山田祥雄騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では天性の負けん性を発揮してゴールまで力闘したが、4着に終わった。

7月27日、中1週で迎えた31戦目は、庄内川特別（名古屋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田祥雄騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では迫力十分の伸び脚で追い上げたが、勝ったマイスイートハートに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

8月10日、中1週で迎えた32戦目は、一般C6（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山田祥雄騎手（3戦0勝）。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚を伸ばせず7着に敗れた。

8月24日、中1週で迎えた33戦目は、貴裕さん生誕60年記念（名古屋ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で山田祥雄騎手（4戦0勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではスパッとキレる脚で追い上げたが、抜け出したアイファーラクーンを捕まえ切れず、1馬身半差の2着となった。

9月7日、中1週で迎えた34戦目は、あかまちひろ誕生日記念（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で山田祥雄騎手（5戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く5着に敗れた。

10月13日、中4週で迎えた35戦目は、廣瀬航騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2四（園田ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のキクノナナに4馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

6歳（2024年）

1月30日、約3か月半の休み明けで迎えた36戦目は、4歳以上C3（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で廣瀬航騎手（1戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では堅実な伸びを見せたが、グランヴェルソーにクビ差交わされて2着に甘んじた。

2月14日、中1週で迎えた37戦目は、4歳以上C3（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で廣瀬航騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

3月19日、中4週で迎えた38戦目は、4歳以上C3二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で廣瀬航騎手（3戦1勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では一完歩ずつ確実に末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のギャランをアタマ差振り切って圧倒的支持に応えた。

4月9日、中2週で迎えた39戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で廣瀬航騎手（4戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では全く伸びず4着に敗れた。

5月1日、中2週で迎えた40戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で廣瀬航騎手（5戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では異次元の末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のマロンジェムに2馬身半の差をつけて単勝一倍台の期待に応えた。