ラストトゥインクル賞

レース展開

ナイキアデュークとナイキマドリード

ナイキアデュークとナイキマドリードが並んで端に立つ恰好となり、後続との差を1馬身ほどキープして一団を先導。グレードアップが3番手の絶好位につける。その1馬身後ろ、ムサシマックスとウインクバレーは中団やや前。シャレーストーンは中団馬群のど真ん中を追走。ジュエルラブコールは中団後方の位置取り。後方3番手で腰を落ち着けて運ぶのはヴィーヴァマティニ。後方2番手の位置でじっと我慢して力を温存するのはリッチキング。しんがりにマイバースがいる隊列で最初のコーナーを通過。

ラストトゥインクル賞、シャレーストーンが猛烈な差し脚を繰り出して前の馬たちを軽々とねじ伏せる

先頭はナイキアデュークでリードは1馬身。単独の2番手にナイキマドリードが続く。その後ろ、ヴィーヴァマティニが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、依然として先頭で粘り続けるナイキアデューク。そのまま押し切るかに見えたが、中団前目にいたシャレーストーンが圧倒的な末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は後続に2馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。2着には、逃げ粘ったナイキアデュークが続き、2着と1馬身差の3着には、7番手の位置から力感溢れる脚運びでゴールまで走り切った2番人気のグレードアップが入った。1番人気のヴィーヴァマティニは絶好位にいたが見せ場なく4着に敗れた。