エル1919

レース展開

ウィアが一団を率いる展開、そのすぐ後ろにティーエスバラが続く

ハナを切ったのはウィア。リードを1馬身ほどキープして一団を引っ張っていく。単独の2番手にティーエスバラが続く。そのあと、ジョルジュサンクが3番手の絶好位につける。その1馬身後ろ、アヴァンティは中団前寄り。ウインバイタルは中団後方の位置。後方3番手で腰を据えて折り合い重視で運ぶのはマジックブルーム。後方2番手の位置でじっと我慢して脚を溜めるのはニシノアマタ。どん尻にブラウナイルがいる隊列で最初のコーナーを通過。

エル1919、ウィアが持ち前の快足で端を切ると、後続に仕事をさせずスイスイと逃げ切る

先頭はウィアでリードは1馬身。単独の2番手にティーエスバラが続く。その後ろ、ジョルジュサンクが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、尚も先頭を突き進む2番人気のウィア。そのままウィアが持久力に富んだ末脚で粘り込み、最後は後続に3馬身の差をつけて勝利を手にした。2着には、中団前目の位置から鮮やかな伸びを見せたマジックブルームが続き、2着と3馬身差の3着には、2番手の位置から賦性の負けじ魂を発揮してゴールまで落伍することなく走り切った6番人気のティーエスバラが入った。1番人気のジョルジュサンクは絶好位にいたが見せ場なく5着に敗れた。