3歳以上1000万下

レース展開

イエスイットイズが後続を率いる形、2番手に続くマラネロ

イエスイットイズがハナを奪う恰好となり、後続との差を1馬身ほどキープして馬群を牽引。単独の2番手にマラネロが続く。続いて、タッチシタイとミラクルルーマーが3番手の好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはヴェアリアスムーンとキンシザイル。その1馬身後ろ、ワンダーフォルテは中団前目。アフリカンハンターは中団馬群の真ん中付近を追走。アグネスキズナは中団後方の位置。そのあと、アメージングタクトとシゲルシゲザネが10番手。ジャマイカジョーは後方5番手で虎視眈々と機を待つ。後方5番手でじっくりと折り合いをつけるのはエスケイティアラとシゲルアケビ。後方2番手の位置で息を潜めて力を溜めるのはリアリーサムシング。少し離れた殿にカシノインカローズがいる隊列で最初のコーナーを通過。

アメージングタクトが中団後方から力感に満ちた差し脚を弾けさせて前の馬たちをしっかりとねじ伏せる

先頭はイエスイットイズでリードは1馬身。2番手にマラネロ、ミラクルルーマー、キンシザイルらが続く。そのすぐ後ろ、タッチシタイ、ヴェアリアスムーン、ワンダーフォルテらが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、依然として先頭で粘り続ける13番人気のイエスイットイズ。そのまま押し切るかに思われたが、11番手にいたアメージングタクトが強烈な末脚を炸裂させ前にいた10頭をごぼう抜きし、最後は後続に1馬身半の差をつけて勝利をモノにした。2着には、逃げ粘ったイエスイットイズが続き、2着とクビ差の3着には、中団前目の位置から強靭な末脚を繰り出したアフリカンハンターが入った。そこからクビ差遅れた4着には、後方4番手で直線を迎えた14番人気のジャマイカジョーが入線、さらに半馬身差の5着には、2番手にいたキンシザイルが食い込んだ。1番人気のマラネロは2番手にいたが失速して8着に敗れた。2番人気のタッチシタイは好位にいたがいいところなく6着に敗れた。