2歳未勝利

レース展開

サクレディーヴァが馬群をリードする形、直後の2番手にマルクデラポムが続く

サクレディーヴァが逃げる恰好となり、後続との差を1馬身ほど保って馬群を先導。単独の2番手にマルクデラポムが続く。その少し後ろ、シャインダイアンとティルヴィングが3番手の好位につける。先団後ろのポジションにいるのはシャルメーヌとカスタネット。その1馬身後ろ、オーシャンムーサは中団やや前。ジャーマンアイリスとクレスクントは中団馬群の真ん中あたりを併走。チチェルキアは中団後方の位置取り。そのあと、タイセイフラムとクリノセゴビアが11番手。デルマチャチャは後方4番手で虎視眈々と機をうかがう。後方3番手で腰を落ち着けて折り合い重視で運ぶのはアリモニー。後方2番手の位置でじっとして脚を溜めるのはタイセイアモーレ。ポツンと離れたシンガリにタガノボワテュールがいる隊列で最初のコーナーを通過。

サクレディーヴァが持ち味のスピードでハナを切って、そのまま最後まで勢いを維持してトップでゴールを走り抜ける

先頭はサクレディーヴァでリードは半馬身。2番手にマルクデラポムが続く。そのあと、シャインダイアンとティルヴィングが3番手。1馬身離れて、シャルメーヌとカスタネットが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、抜け出したのは1番人気のサクレディーヴァ。そのままサクレディーヴァが持久力に富んだ末脚で粘り込み、最後は後続に1馬身1/4の差をつけてトップでゴールに飛び込んだ。2着には、中団後方の位置から矢のような伸び脚で追い上げたデルマチャチャが続き、2着と2馬身半差の3着には、2番手の位置から天性の負けじ心を発揮してゴールまで力闘したマルクデラポムが入った。そこからハナ差遅れた4着には、中団前目で直線を迎えたクレスクントが入線、さらにクビ差の5着には、同じく中団前目にいたクリノセゴビアが食い込んだ。2番人気のタイセイアモーレは後方5番手にいたがいいところなく14着に敗れた。