からまつ賞

レース展開

トウショウブームが一団を先導、そのあとにシルクブルックリンが続く

トウショウブームが敢然とにハナを切り、リードを1馬身ほど確保してレースを牽引。単独の2番手にシルクブルックリンが続く。その直後、ミリオンヴォルツとミルキーブロードが3番手の好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはロッソコルサ。その1馬身後ろ、ターコイズクラウドとローマンエンブレムは中団前め。ツクバヤマノオーは中団馬群のちょうど真ん中を追走。タイセイスティングとヴィットリオドーロは中団後方の位置取り。そのすぐ後ろ、コスモポーラベアとハードロッカーが11番手。後方5番手でジックリと折り合いに専念するのはルンタノチューとヴィンテージイヤー。後方2番手の位置でじっとして力を温存するのはジョウノソナタ。どん尻にエーペックスがいる隊列で最初のコーナーを通過。

からまつ賞、タイセイスティングが闘争本能を発揮してゴール際の横並びの叩き合いを辛くも制す

先頭はトウショウブームでリードは1馬身。2番手にシルクブルックリンとミルキーブロードが続く。そのすぐ後ろ、ミリオンヴォルツとロッソコルサが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、中団後方にいたタイセイスティングが目を見張るような末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後はグイグイと追い迫った1番人気のヴィンテージイヤーをハナ差で抑え込みトップでゴールに飛び込んだ。2着のヴィンテージイヤーからクビ差の3着には、2番手の位置からじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘した2番人気のミルキーブロードが入った。そこから1馬身遅れた4着には、最後方で直線を迎えた16番人気のルンタノチューが入線、さらに2馬身半差の5着には、同じく最後方にいたジョウノソナタが食い込んだ。