八十八夜特別

レース展開

ダイワフラッグが全馬を引き連れる展開、そのあとを進むタマモルーキー

ダイワフラッグが端をきる恰好となり、後続との差を1馬身ほどキープして馬群を牽引。単独の2番手にタマモルーキーが続く。その後ろ、ハードパワーが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはフルチャージ。その1馬身後ろ、ビッグショットは中団やや前。マイネホコモモラは中団馬群の真ん中付近を追走。ステップインタイムは中団後方の位置取り。続いて、ワタリドラゴンが8番手。キングクリチャンは後方4番手で前方各馬をうかがいながらの競馬。後方3番手で折り合いに専念するのはナムラドリーミー。後方2番手の位置でひっそりと力を溜めるのはファーストグロース。しんがりにサザンオーカンがいる隊列で最初のコーナーを通過。

八十八夜特別、ハードパワーが古豪の威厳を示す様なパワフルな走りで8勝目をマーク

先頭はタマモルーキーでリードは1馬身。単独の2番手にハードパワーが続く。その直後、ステップインタイムが3番手。1馬身離れて、ダイワフラッグとキングクリチャンが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、依然として先頭で粘り続ける2番人気のタマモルーキー。そのまま押し切るかに思われたが、2番手にいたハードパワーが一完歩ずつ前との差を詰めてタマモルーキーを差し切ると、最後は3/4馬身の差をつけて勝利をモノにした。2着のタマモルーキーから半馬身差の3着には、3番手の位置から息の長い末脚を披露したステップインタイムが入った。そこから2馬身遅れた4着には、先行勢の後ろで直線を迎えた1番人気のキングクリチャンが入線した。