一般C3九

レース展開

ガアベが馬群を引き連れる展開、2番手の位置にヤマノアラシが続く

ガアベが前に出て、リードを1馬身ほどキープしてレースを引っ張っていく。単独の2番手にヤマノアラシが続く。その直後、グランココが3番手の絶好位につける。その1馬身後ろ、ダンピエールは中団やや前。ジョンドーンは中団馬群のちょうど真ん中を追走。クロノスは中団後方の位置取り。続いて、カネトシドレッシーが7番手。後方3番手で腰を落ち着けて折り合いをつけるのはブルジョワ。後方2番手の位置で息を潜めて力を溜めるのはジェントルブラッド。殿にクールフォンテンがいる隊列で最初のコーナーを通過。

ダンピエールがベテラン馬の矜持を顕示する様な躍動感のある走りで人気に違わぬ実力を証明

先頭はヤマノアラシでリードは1馬身。単独の2番手にガアベが続く。そのあと、ダンピエールが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、依然として先頭で粘り続けるヤマノアラシ。そのまま押し切るかに思われたが、絶好位にいた1番人気のダンピエールが次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は後続に4馬身の差をつけてトップでゴールへと飛び込んだ。2着には、途中から先頭に立ったヤマノアラシが続き、2着と2馬身半差の3着には、中団の位置からジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったクロノスが入った。2番人気のジェントルブラッドは最後方にいたがもうひと伸びが足りず7着に敗れた。