カネトシドレッシー（2008年生、母トップペンダント）

カネトシドレッシー（2008年4月3日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋上品で優雅なさま」。毛色は青鹿毛。種牡馬のゴールドアリュール（当時9歳）と交配したトップペンダントが16歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）猪野毛牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方24戦4勝2着3回。主な勝ち鞍は2012年の一般C3七八ア。

経歴

デビュー前

小島貞博厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2011年）

3月5日、デビュー戦は小林徹弥騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は460kg。16頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では末脚が冴えず12着に終わった。

4月16日、中5週で迎えた2戦目は、田嶋翔騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。16頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず15着に終わった。

4月30日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（京都ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で田嶋翔騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず12着に終わった。

6月3日、中4週で迎えた4戦目は、吉田隆二騎手を鞍上に迎えて、3歳（荒尾ダート950m 曇/稍重）に出走。6頭立ての2番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったトキメキハルカからクビ差の2着に甘んじた。

6月10日、連闘で迎えた5戦目は、3歳（荒尾ダート950m 小雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で吉田隆二騎手（1戦0勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のロケットハートに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

6月24日、中1週で迎えた6戦目は、3歳戦のアイチャンレースしよー!杯（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で吉田隆二騎手（2戦1勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のブライダルチェリーに5馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

7月1日、連闘で迎えた7戦目は、3歳（荒尾ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田隆二騎手（3戦2勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったイチネンツウテンから3/4馬身差の2着に敗北した。

7月15日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉田隆二騎手（4戦2勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月28日、中1週で迎えた9戦目は、一般C12（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で吉田隆二騎手（5戦2勝）。7頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月12日、中1週で迎えた10戦目は、一般C13（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で吉田隆二騎手（6戦2勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に敗れた。

8月19日、連闘で馬体重を前走から11kg減らして迎えた11戦目は、一般C14（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で吉田隆二騎手（7戦2勝）。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月26日、連闘で迎えた12戦目は、一般C16（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で吉田隆二騎手（8戦2勝）。5頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のアークエンジェルスに半馬身の差をつけてファンの期待に応えた。

9月9日、中1週で迎えた13戦目は、村松翔太騎手を鞍上に迎えて、一般C10（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月16日、連闘で迎えた14戦目は、仲秋特選（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は吉田隆二騎手（9戦3勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。8着に敗れた。

9月29日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた15戦目は、一般C9（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田隆二騎手（10戦3勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月7日、連闘で迎えた16戦目は、ヒビキさんカワイイデスヨ杯（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田隆二騎手（11戦3勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月20日、中1週で迎えた17戦目は、一般C11（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田隆二騎手（12戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったディープアリアから1馬身差の2着に敗北した。

4歳（2012年）

2月24日、約4か月の休養明けで迎えた18戦目は、吉留孝司騎手を鞍上に迎えて、4歳（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり10着に敗れた。

4月3日、中5週で迎えた19戦目は、高橋利幸騎手を鞍上に迎えて、一般C3九（船橋ダート1500m 曇/稍重）に出走。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず6着に終わった。

5月1日、中3週で迎えた20戦目は、一般C3七八ア（船橋ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で高橋利幸騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では鮮やかな末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のゴールデンタイドをクビ差振り切って先頭ゴールを果たした。

5月16日、中1週で迎えた21戦目は、一般C3四五（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で高橋利幸騎手（2戦1勝）。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず8着に終わった。

6月20日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた22戦目は、一般C3三四ア（船橋ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で高橋利幸騎手（3戦1勝）。7頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に敗れた。

7月3日、中1週で迎えた23戦目は、東川公則騎手を鞍上に迎えて、一般C3八九（川崎ダート1500m 雨/稍重）に出走。14頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今一つ伸び切れず10着に敗れた。

7月20日、中1週で迎えた24戦目は、一般C3三四イ（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で東川公則騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず8着に終わった。

8月9日、中2週で迎えた25戦目は、杉村一樹騎手を鞍上に迎えて、一般C3五（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では伸びあぐねて5着に終わった。

8月22日、中1週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた26戦目は、一般C3五六七（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は吉留孝司騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では伸びが鈍く12着に終わった。

9月4日、中1週で迎えた27戦目は、小杉亮騎手を鞍上に迎えて、一般C3二三ア（船橋ダート1500m 晴/重）に出走。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に終わった。