2005メモリアル ディープインパクトカップ

レース展開

アンテロースが後続を引っ張る展開、その直後を進むリリーブライト

アンテロースがハナに立つ恰好となり、後続との差を1馬身ほど確保してレースを引っ張っていく。単独の2番手にリリーブライトが続く。そのすぐ後ろ、ヤマニンアドホックとブルーマエストロが3番手の好位につける。その1馬身後ろ、ウインルピナスは中団やや前。フレミングフープは中団後方の位置取り。後方3番手で腰を落ち着けて折り合い重視で運ぶのはグランカンタンテ。後方2番手の位置でじっと息を潜めているのはティンク。どん尻にテイデがいる隊列で最初のコーナーを通過。

2005メモリアル ディープインパクトC、フレミングフープが中位から鋭さ光る差し脚を繰り出して前方の各馬をまとめて交わす

先頭はアンテロースでリードは体半分。2番手にリリーブライトが続く。その2馬身以上後ろ、ヤマニンアドホックとブルーマエストロが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、3番手から抜け出したのは1番人気のブルーマエストロ。そのまま押し切るかに見えたが、中団後方にいた2番人気のフレミングフープが次元の違う末脚を炸裂させてブルーマエストロを交わすと、最後はクビ差先着して勝利を手に入れた。2着のブルーマエストロから2馬身半差の3着には、3番手の位置から非凡な末脚を披露したヤマニンアドホックが入った。