ジョバンニ賞

レース展開

ベリーグレートがレースを牽引、そのすぐ後ろに続くイズナ

ベリーグレートがハナを取り切り、リードを1馬身ほど保って集団を先導。単独の2番手にイズナが続く。その後ろ、カカオフレイバーが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションにいるのはムーンロード。その1馬身後ろ、モンサンカーラは中団前目。ブロンテは中団馬群の真ん中あたりを追走。プレシャスは中団後方の位置。ケイリュウフレンドは後方4番手に待機して前方各馬をうかがいながらの競馬。後方3番手でじっくりと折り合いに専念するのはフランクジョイ。後方2番手の位置でじっとして末脚を温存するのはビクターウィナー。シンガリにミスインパクトがいる隊列で最初のコーナーを通過。

ジョバンニ賞、ムーンロードが強みである先行力を駆使した堅実な取り口で単勝一倍台の評価に応える

先頭はベリーグレートでリードは1馬身。単独の2番手にムーンロードが続く。そのすぐ後ろ、イズナが3番手。1馬身離れて、ブロンテが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、依然として先頭で粘り続ける2番人気のベリーグレート。そのまま押し切る態勢だったが、2番手にいた1番人気のムーンロードが次元の違う末脚を炸裂させてベリーグレートを交わすと、最後はクビ差先着して勝利を掴み取った。2着のベリーグレートから7馬身差の3着には、先行勢の後ろの位置から力強い脚捌きでゴールまで走り切ったブロンテが入った。そこから3馬身遅れた4着には、中団前目で直線を迎えたビクターウィナーが入線した。