クロッカス

レース展開

トゥユアハートが集団を先導、2番手の位置にエントラールが取り付く

トゥユアハートがハナを切る形となり、後続との差を1馬身ほど保って馬群を先導。単独の2番手にエントラールが続く。続いて、オンサイトとインフラレッドレイが3番手の好位につける。ラブミージェームスとオメガベントレーは中団後方の位置取り。後方3番手で腰を落ち着けて折り合い重視で運ぶのはロードロックスター。後方2番手の位置で息を潜めて末脚を温存するのはスパンコール。最後尾にコスモワッショイがいる隊列で最初のコーナーを通過。

クロッカス、エントラールが途中で先頭に立って、そのまま後続を退ける鮮やかな横綱競馬で10勝目を達成

先頭はエントラールでリードは1馬身。単独の2番手にオメガベントレーが続く。その直後、トゥユアハートが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、依然として先頭を疾走するエントラール。そのままエントラールが持久力に富んだ末脚で粘り込み、最後は後続に2馬身半の差をつけて勝利を掴み取った。2着には、2番手の位置から持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばした1番人気のオメガベントレーが続き、2着と2馬身半差の3着には、中団の位置からゴールまでジンワリと伸びたスパンコールが入った。2番人気のトゥユアハートは絶好位にいたが最後一杯になって8着に敗れた。