ベルリン賞

レース展開

ヤマタケコーチャンが全馬を率いる形、その直後に続くダイヤモンドビーチ

ヤマタケコーチャンが端を奪う恰好となり、リードを1馬身ほど保って集団を先導。単独の2番手にダイヤモンドビーチが続く。その後ろ、メリッソが3番手の絶好位につける。そのすぐ後ろ、キューランブラーは好位を奪取。先団後ろのポジションに付けたのはクロニオスとサハラントアジア。その1馬身後ろ、ブランコイラピドとタロウシュンは中団前寄り。チャリタブルソートは中団後方の位置取り。ステラータアイズとノーブルジャックは後方4番手に待機して他馬の様子を見ながらの競馬。後方3番手で腰を落ち着けて運ぶのはサンビンガムトン。後方2番手の位置で脚を溜めるのはヴィオレントアズル。少し離れたしんがりにマオノオラクルがいる隊列で最初のコーナーを通過。

ベルリン賞、ダイヤモンドビーチが負けじ心を発揮してゴール前の熾烈な争いを鼻差で制す

先頭はヤマタケコーチャンでリードは1馬身。単独の2番手にダイヤモンドビーチが続く。そのすぐ後ろ、クロニオスが3番手。1馬身離れて、チャリタブルソートとタロウシュンが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、2番手にいた2番人気のダイヤモンドビーチが次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は懸命に食い下がる1番人気のクロニオスをハナ差で抑え込み勝利を挙げた。2着のクロニオスから5馬身差の3着には、先行勢の後ろの位置から力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったチャリタブルソートが入った。そこからクビ差遅れた4着には、中団で直線を迎えた12番人気のステラータアイズが入線、さらに3/4馬身差の5着には、後方4番手にいたサンビンガムトンが食い込んだ。