一般C3十五十六

レース展開

グランココが馬群を引き連れる形、直後の2番手にエールジャパンが取り付く

グランココが端をきり、後続との差を1馬身ほど確保して馬群を引っ張っていく。単独の2番手にエールジャパンが続く。その後ろ、サカジロキクチャンが3番手の絶好位につける。その1馬身後ろ、ダイリンチャチャは中団やや前。キョウワゴールドは中団馬群の丁度真ん中を追走。クロスカウンターは中団後方の位置取り。続いて、パンナムクリッパーが7番手。後方3番手でじっくりと折り合い重視で運ぶのはタケデンマイルド。後方2番手の位置でじっとしているのはムンタセーラ。最後尾にサッポロローズがいる隊列で最初のコーナーを通過。

パンナムクリッパーが古馬の底力を見せる様な堂々たる走りで7勝目を掴み取る

先頭はエールジャパンでリードは1馬身。単独の2番手にダイリンチャチャが続く。その後ろ、サカジロキクチャンが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、依然として先頭で粘り続けるエールジャパン。そのまま押し切る態勢だったが、中団にいたパンナムクリッパーが次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は後続に2馬身の差をつけて勝利を収めた。2着には、途中から先頭に立ったエールジャパンが続き、2着とクビ差の3着には、中団前目の位置から閃光のような末脚を発揮した1番人気のクロスカウンターが入った。2番人気のサカジロキクチャンは絶好位にいたがいいところなく5着に敗れた。