3歳未勝利

レース展開

ラストワルツが先陣を切る形、その半馬身後ろに続くチャツミムスメ

主導権を奪ったのはラストワルツ。僅かなリードでレースを引っ張っていく。2番手にチャツミムスメが続く。そのあと、ブルーエンジェルが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはフェロダークベイ、ボンジュールチエ、スマートクロノスら3頭。その1馬身後ろ、サバンナとノトーリアスは中団やや前。シンセツとメジロシールズは中団馬群の真ん中あたりを併走。サニーエリザベスは中団後方の位置取り。ケイエスショークンとベルエールは後方4番手に控えて機を待つ。後方2番手の位置で脚を溜めるのはフレシータとアザマル。少し離れた殿にメグリがいる隊列で最初のコーナーを通過。

ケイエスショークンが伏兵評価をひっくり返す様な力走を見せて勝利をもぎ取る

先頭はラストワルツでリードは半馬身。2番手にチャツミムスメが続く。その直後、ブルーエンジェルが3番手。そのあと、フェロダークベイが4番手。1馬身離れて、サバンナが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、5番手から抜け出したのは13番人気のサバンナ。そのまま押し切るかに見えたが、中団後方にいた14番人気のケイエスショークンが凄まじい末脚を炸裂させ前にいた8頭を交わし、最後は後続に1馬身1/4の差をつけて勝利を手に入れた。2着には、先行勢の後ろの位置からひと際目立つ伸び脚で猛進した13番人気のサバンナが続き、2着とクビ差の3着には、4番手の位置から力感溢れる脚運びでゴールまで走り切った16番人気のフェロダークベイが入った。そこから1馬身遅れた4着には、11番手で直線を迎えたサニーエリザベスが入線、さらにハナ差の5着には、逃げ粘ったラストワルツが食い込んだ。1番人気のチャツミムスメは2番手にいたが失速して8着に敗れた。2番人気のノトーリアスは中団後方にいたが最後一杯になって15着に敗れた。