フェロダークベイ（2007年生、母レモンリーフ）

フェロダークベイ（2007年4月1日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名（イタリア語フェローチェより）＋本馬の毛色より」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のアドマイヤドン（当時8歳）と交配したレモンリーフが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）武牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方29戦1勝2着3回。主な勝ち鞍は2011年の一般C14。

経歴

デビュー前

1歳のとき、武牧場武栄子から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

作田誠二厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2010年）

3月14日、デビュー戦は松田大作騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は424kg。16頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず10着に終わった。

4月24日、中5週で迎えた2戦目は、川田将雅騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/重）に出走。15頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では末脚が冴えず12着に終わった。

5月30日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では切れる脚を使えず14着に終わった。

7月10日、中5週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた4戦目は、3歳未勝利（函館芝1200m 小雨/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で古川吉洋騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

12月2日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から10kg絞って迎えた5戦目は、竹下太騎手を鞍上に迎えて、一般C11（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバタバタになってしまい7着に敗れた。

12月8日、連闘で迎えた6戦目は、一般C12（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で竹下太騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

12月23日、中1週で迎えた7戦目は、晴れて今日から二人は佐野で賞（名古屋ダート800m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で竹下太騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいいところがなく4着に敗れた。

4歳（2011年）

1月2日、中0週で迎えた8戦目は、一般C11（名古屋ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で竹下太騎手（3戦0勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず6着に終わった。

1月13日、中1週で迎えた9戦目は、一般C15（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で竹下太騎手（4戦0勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず4着に終わった。

1月26日、中1週で迎えた10戦目は、一般C16（名古屋ダート800m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で竹下太騎手（5戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。

2月9日、中1週で迎えた11戦目は、一般C15（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で竹下太騎手（6戦0勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではやや伸びを欠き、3着に終わった。

3月3日、中2週で迎えた12戦目は、尾崎章生騎手を鞍上に迎えて、マックル賞（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず4着に敗れた。

3月9日、連闘で迎えた13戦目は、一般C15（名古屋ダート800m 晴/重）に出走。鞍上は竹下太騎手（7戦0勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。競走中止となった。

3月23日、中1週で迎えた14戦目は、ふらんす食堂ここりこ7周年記念（名古屋ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で竹下太騎手（8戦0勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に終わった。

3月29日、連闘で迎えた15戦目は、一般C12（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で竹下太騎手（9戦0勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では全く伸びず5着に終わった。

4月13日、中1週で迎えた16戦目は、一般C14（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で竹下太騎手（10戦0勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな伸びを見せたが、ショウブハコレカラにクビ差交わされて2着となった。

4月20日、連闘で迎えた17戦目は、一般C14（名古屋ダート800m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で竹下太騎手（11戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では圧倒的な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のウォーターグレープに1馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

5月4日、中1週で迎えた18戦目は、一般C12（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で竹下太騎手（12戦1勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に敗れた。

5月18日、中1週で迎えた19戦目は、颯季ちゃん生誕一周年記念（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で竹下太騎手（13戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。

6月3日、中1週で迎えた20戦目は、一般C14（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で竹下太騎手（14戦1勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいいところがなく4着に敗れた。

6月22日、中2週で迎えた21戦目は、一般C11（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で竹下太騎手（15戦1勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず4着に敗れた。

7月6日、中1週で迎えた22戦目は、一般C13（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で竹下太騎手（16戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、伸びてきたルミノゴールド決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

8月10日、中4週で迎えた23戦目は、一般C11（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で竹下太騎手（17戦1勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、3着に終わった。

8月25日、中1週で迎えた24戦目は、智之君☆有希さん祝!結婚記念（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は12戦連続で竹下太騎手（18戦1勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では速い脚を使えず5着に敗れた。

9月14日、中2週で迎えた25戦目は、一般C11（名古屋ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で竹下太騎手（19戦1勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚勢が悪くなり7着に終わった。

9月28日、中1週で迎えた26戦目は、一般C10（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で竹下太騎手（20戦1勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に敗れた。

10月6日、連闘で迎えた27戦目は、小山信行騎手を鞍上に迎えて、一般C9（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では伸びを欠き6着に終わった。

10月18日、中1週で迎えた28戦目は、一般C11（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は竹下太騎手（21戦1勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に終わった。

11月2日、中1週で迎えた29戦目は、一般C15（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で竹下太騎手（22戦1勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に沈んだ。

11月16日、中1週で迎えた30戦目は、一般C16（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は小山信行騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、プレミアムミユキにクビ差交わされて2着となった。

11月30日、中1週で迎えた31戦目は、一般C14（名古屋ダート800m 晴/稍重）に出走。鞍上は竹下太騎手（23戦1勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。最後は勢いを失って9着に敗れた。

12月7日、連闘で迎えた32戦目は、一般C14（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で竹下太騎手（24戦1勝）。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に終わった。

12月21日、中1週で迎えた33戦目は、一般C16（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で竹下太騎手（25戦1勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線では末脚が振るわず8着に終わった。