レース展開

ナムラローズマリーがハナを奪い、後続との差を1馬身ほどキープしてレースを引っ張っていく。2番手にポルタフォルトゥナとエリカカリーナが並ぶ。そのあと、ミズノコキュウとイイヒニナルが4番手の好位につける。その1馬身後ろ、スクルプトーリスとシカゴスティングは中団やや前。ショウナンアメリア、アラクレ、ジョリダムらは中団後方の位置取り。しんがりにメイショウハボタンとグランツベリーがいる隊列で最初のコーナーを通過。

HBC賞、勢いよく端を奪ったナムラローズマリーが持続力の光る走りを見せて最後は後続をアタマ差で封じる

先頭はナムラローズマリーでリードは1馬身。2番手にミズノコキュウ、ポルタフォルトゥナ、エリカカリーナらが続く。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、先頭をひた走る1番人気のナムラローズマリー。そのままナムラローズマリーが持久力に富んだ末脚で粘り込み、最後はグイグイと追い迫ったエリカカリーナをアタマ差で凌ぎ切り勝利を物にした。2着のエリカカリーナからクビ差の3着には、中団前目の位置からパワフルな末脚を発揮した2番人気のシカゴスティングが入った。そこからクビ差遅れた4着には、2番手で直線を迎えたミズノコキュウが入線した。スクルプトーリスメイショウハボタンスクルプトーリスとメイショウハボタンの2頭が並んで6着同着となった。