第30回 ニュージーランドトロフィー (G2)

レース展開

バンザイが集団をリードする展開、僅差の2番手にカレンブラックヒル、チャンピオンヤマト、フェスティヴタローが続く

端をきったのはバンザイ。半馬身のリードで一団を引っ張っていく。2番手にカレンブラックヒル、チャンピオンヤマト、フェスティヴタローらが並ぶ。続いて、ヴィンテージイヤー、マイネルアトラクト、テイエムハエンカゼらが5番手の好位につける。その1馬身後ろ、ロードラディアントとキズマは中団前め。セイクレットレーヴとレオンビスティーは中団後方の位置取り。後方7番手で腰を落ち着けて折り合い重視で運ぶのはサドンストーム、ブライトライン、コスモルーシーら3頭。後方2番手の位置で力を温存するのはオリービン。最後方にホーカーテンペストがいる隊列で最初のコーナーを通過。

ニュージーランドT、カレンブラックヒルが優れた自在性を活かした隙のない内容で重賞初挑戦初制覇を達成

先頭はバンザイでリードは2馬身以上。単独の2番手にチャンピオンヤマトが続く。その直後、カレンブラックヒルとフェスティヴタローが3番手。1馬身離れて、セイクレットレーヴ、ヴィンテージイヤー、キズマらが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、好位にいた1番人気のカレンブラックヒルがグングンと終いの脚を伸ばして先頭に躍り出て、最後は後続に2馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。2着には、先行勢の後ろの位置から持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばした2番人気のセイクレットレーヴが続き、2着とハナ差の3着には、中団後方の位置から長くいい脚を使ってゴールまで走り切ったブライトラインが入った。そこから1馬身遅れた4着には、中団前目で直線を迎えたオリービンが入線、さらに半馬身差の5着には、後方4番手にいたサドンストームが食い込んだ。