フィリピン・トロフィー

レース展開

ナムラレイが馬群を率いる形、直後の2番手にホシワイスとドウカンハーモニーが取り付く

ナムラレイがハナを切り、後続との差を1馬身ほど確保して馬群を引っ張っていく。2番手にホシワイスとドウカンハーモニーが並ぶ。その後ろ、パーティプラザとデーヴィスが4番手の好位につける。シンメイリボーンとウインドマラドーナは中団後方の位置取り。ヤエノリリーは後方4番手で他馬の様子をうかがいながらの競馬。しんがりにロングアルテミス、ツルマルラッキー、チアズホープらがいる隊列で最初のコーナーを通過。

フィリピン・T、チアズホープがベテラン馬の矜持を顕示する様な躍動感のある走りで1着ゴールを果たす

先頭はナムラレイでリードは1馬身。2番手にホシワイスとドウカンハーモニーが続く。その直後、パーティプラザ、デーヴィス、ウインドマラドーナらが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、4番手から抜け出したのは1番人気のウインドマラドーナ。そのまま押し切るかに思われたが、後方2番手にいたチアズホープが次元の違う末脚を炸裂させてウインドマラドーナを差し切ると、最後は3/4馬身の差をつけてトップでゴールへと飛び込んだ。2着のウインドマラドーナから4馬身差の3着には、中団後方の位置から力強い脚運びでゴールまで走り切ったツルマルラッキーが入った。そこからクビ差遅れた4着には、2番手で直線を迎えたドウカンハーモニーが入線した。2番人気のパーティプラザは好位にいたが最後一杯になって7着に敗れた。