シャングリラ賞

レース展開

マハロマナが馬群を引き連れる展開、体半分差の2番手にイダクァイマが続く

マハロマナが主導権を握り、半馬身のリードで一団を引っ張っていく。2番手にイダクァイマが続く。続いて、シュテルングランツ、サンタクローチェ、マドリードカフェらが3番手の好位につける。その1馬身後ろ、スズカリバーとアナザーバージョンは中団前寄り。ワイルドコットンは中団馬群のちょうど真ん中を追走。マッチレスヒーローは中団後方の位置。そのあと、リアルプロジェクトとメイスンウォーが10番手。後方7番手でじっくりと折り合いに専念するのはグランフィデリオ、アルファアリエス、ハイパーチャージら3頭。後方2番手の位置でじっとして脚をタメるのはフレンドスイート。ポツンと離れた殿にニットウビクトリーがいる隊列で最初のコーナーを通過。

シャングリラ賞、ニットウビクトリーがベテラン馬の健在を示す様な見事な走りで久々の勝ち星

先頭はマハロマナでリードは半馬身。2番手にイダクァイマが続く。そのすぐ後ろ、シュテルングランツとマドリードカフェが3番手。1馬身離れて、スズカリバー、サンタクローチェ、アナザーバージョンらが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、3番手から抜け出したのはシュテルングランツ。そのまま押し切る態勢だったが、最後方にいたニットウビクトリーが次元の違う末脚を炸裂させ前にいた15頭をごぼう抜きし、最後は後続に2馬身の差をつけてトップでゴールに入った。2着には、3番手の位置から持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたシュテルングランツが続き、2着とクビ差の3着には、中団の位置から長くいい末脚でゴールまで頑張った1番人気のマッチレスヒーローが入った。そこからクビ差遅れた4着には、先行勢の後ろで直線を迎えたアナザーバージョンが入線、さらにハナ差の5着には、中団にいた2番人気のリアルプロジェクトが食い込んだ。