3歳以上D9一

レース展開

ラブラブエンジェルが一団をリードする形、そのあとにモエレプリティーが取り付く

主導権を握ったのはラブラブエンジェル。後続との差を1馬身ほど保って馬群を先導。単独の2番手にモエレプリティーが続く。そのすぐ後ろ、メイショウシキブが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはエリザベスクィーン。その1馬身後ろ、イサカールは中団前寄り。ウィングカレンは中団馬群の真ん中付近を追走。フレッシュエアは中団後方の位置。その後ろ、ディアースイートが8番手。マヤフェローは後方4番手に控えて進出の機をうかがう。後方3番手で腰を据えて運ぶのはベルトリック。後方2番手の位置で力を溜めるのはカンムリホルダー。最後方にスノープリンセスがいる隊列で最初のコーナーを通過。

ディアースイートが派手な捲りを成功させて待望の初勝利を挙げる

先頭はディアースイートでリードは1馬身。単独の2番手にウィングカレンが続く。その直後、ラブラブエンジェルが3番手。1馬身離れて、モエレプリティーが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、依然として先頭を走る1番人気のディアースイート。そのままディアースイートが持久力に富んだ末脚で粘り込み、最後は負けじと抵抗する12番人気のウィングカレンをクビ差で封じてトップでゴールに飛び込んだ。2着のウィングカレンから2馬身差の3着には、中団の位置から力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったマヤフェローが入った。そこから1馬身3/4遅れた4着には、後方4番手で直線を迎えた10番人気のカンムリホルダーが入線した。2番人気のイサカールは8番手にいたがいいところなく10着に敗れた。