メイショウシキブ（2004年生、母クッドビークイーン）

メイショウシキブ（2004年3月26日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋人名。紫式部より」。毛色は鹿毛。種牡馬のマンハッタンカフェ（当時6歳）と交配したクッドビークイーンが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）三嶋牧場。戦績は、中央平地9戦0勝、地方28戦2勝2着6回。主な勝ち鞍は2009年の4歳以上D6二。

経歴

デビュー前

高橋成忠厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2007年）

2月3日、デビュー戦は幸英明騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（小倉芝1200m 晴/稍重）に出走。馬体重は468kg。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では目立つような脚を使えず8着に敗れた。

3月4日、中3週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい12着に終わった。

4月15日、中5週で迎えた3戦目は、芹沢純一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい7着に終わった。

5月5日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（新潟芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で芹沢純一騎手（1戦0勝）。13頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず5着に敗れた。

5月20日、中1週で迎えた5戦目は、佐藤哲三騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝2000m 晴/良）に出走。18頭立ての15番人気で16番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に終わった。

6月16日、中3週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた6戦目は、石橋守騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝2200m 晴/良）に出走。15頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では見せ場なく11着に終わった。

6月24日、連闘で迎えた7戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 小雨/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で石橋守騎手（1戦0勝）。13頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びを欠き11着に終わった。

7月29日、中4週で迎えた8戦目は、田中健騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝2000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。18頭立ての17番人気で大外18番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、17番手を追走し、4コーナーは18番手で通過。直線では末脚が冴えず15着に終わった。

9月17日、中6週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（阪神芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は石橋守騎手（2戦0勝）。17頭立ての15番人気で4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では伸びが鈍く14着に終わった。

4歳（2008年）

9月23日、約12か月半の休み明けで馬体重を前走から23kg増やして迎えた10戦目は、松浦聡志騎手を鞍上に迎えて、3歳以上D8二（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では余力が残っておらず8着に終わった。

10月21日、中3週で迎えた11戦目は、3歳以上D9一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松浦聡志騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではいい脚を見せられず11着に敗れた。

11月3日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた12戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、ラジオ関西558賞（園田ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は失速してしまい8着に敗れた。

11月18日、中1週で迎えた13戦目は、3歳以上D9一（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で川原正一騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に敗れた。

12月2日、中1週で迎えた14戦目は、3歳以上D8二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で川原正一騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るクモリノチハレを豪快な末脚でアタマ差だけ差し切って待望の初白星を挙げた。

12月17日、中1週で迎えた15戦目は、3歳以上D7三（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で川原正一騎手（3戦1勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では目を引く伸び脚で猛追したが、勝ったスナークストームに詰め切れず、約10馬身差の2着となった。

12月30日、中1週で迎えた16戦目は、3歳以上D7二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で川原正一騎手（4戦1勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

5歳（2009年）

1月12日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上D6三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で川原正一騎手（5戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが鈍く5着に敗れた。

1月30日、中2週で迎えた18戦目は、4歳以上D6三（園田ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は7戦連続で川原正一騎手（6戦1勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではキレのある末脚を披露したが、3着に終わった。

2月12日、中1週で迎えた19戦目は、板野央騎手を鞍上に迎えて、4歳以上D6三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

2月26日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上D6二（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は川原正一騎手（7戦1勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るローラクレシェンドをクビ差だけ差し切って断然人気に応えた。

3月12日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上D4一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川原正一騎手（8戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず5着に敗れた。

3月25日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上D3一（園田ダート1230m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で川原正一騎手（9戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

4月21日、中3週で迎えた23戦目は、4歳以上C2（園田ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で川原正一騎手（10戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。

5月5日、中1週で迎えた24戦目は、レ・コードなまちにいかっぷ特別（園田ダート1700m 雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で川原正一騎手（11戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚を伸ばせず5着に敗れた。

5月21日、中1週で迎えた25戦目は、4歳以上C2（姫路ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で川原正一騎手（12戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

6月16日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた26戦目は、あじさい賞（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で川原正一騎手（13戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では持ち味の忍耐力で最後まで奮闘したが、勝ったマイグッドフェローを3/4馬身捉え切れず2着に敗北した。

8月20日、中8週で迎えた27戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は板野央騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず11着に終わった。

9月3日、中1週で迎えた28戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では脚を伸ばせず10着に敗れた。

9月17日、中1週で迎えた29戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は川原正一騎手（14戦2勝）。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり6着に敗れた。

10月6日、中2週で迎えた30戦目は、3歳以上C3三（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で川原正一騎手（15戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では素晴らしい伸び脚で急追したが、勝ったアルマフディに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。

10月27日、中2週で迎えた31戦目は、3歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で川原正一騎手（16戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で追い上げたが、勝ったスマイルオンリップに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

11月12日、中1週で迎えた32戦目は、牝馬限定の3歳以上C3（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で川原正一騎手（17戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではスパッと切れる脚で追い上げたが、勝ったハギノユウキに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

6歳（2010年）

1月20日、中9週で迎えた33戦目は、4歳以上C3（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で川原正一騎手（18戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では切れ味光る末脚を披露したが、3着に終わった。

3月3日、中5週で迎えた34戦目は、牝馬限定の4歳以上C3（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で川原正一騎手（19戦2勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、4着に終わった。

3月16日、中1週で迎えた35戦目は、牝馬限定の4歳以上C3（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で川原正一騎手（20戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。

4月6日、中2週で迎えた36戦目は、4歳以上C2三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で川原正一騎手（21戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では持ち味の心肺能力で最後まで奮闘したが、勝ったヤクモオペラオーに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

4月28日、中2週で迎えた37戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では伸びを欠き9着に敗れた。