一般C1一二三

レース展開

フライトゥザムーンが隊列を引っ張る展開、2番手を追走するロックオン

逃げを打ったのはフライトゥザムーン。後続との差を1馬身ほど保って馬群を先導。単独の2番手にロックオンが続く。続いて、ブレーヴブラッドが3番手の絶好位につける。そのすぐ後ろ、ナタリーバローズは好位を奪取。先団後ろのポジションに付けたのはセレノグラフィー。その1馬身後ろ、セイマーメイドは中団前め。プレミアムフライトは中団馬群の真ん中を追走。ロイヤルラケーテは中団後方の位置取り。そのあと、ケープフローラが9番手。その直後、イディナロークが10番手。エンセラダスは後方5番手で機を待つ。キングシーバードは後方4番手に待機して前方各馬をうかがいながらの競馬。後方3番手で腰を据えて折り合いに専念するのはバジガクアリア。後方2番手の位置で息を潜めて脚を溜めるのはシルバーセイルズ。シンガリにヴィオラがいる隊列で最初のコーナーを通過。

セレノグラフィーが古豪の意地を顕示する様な力感溢れる走りで久しぶりの勝ち星

先頭はフライトゥザムーンでリードは1馬身。単独の2番手にロックオンが続く。そのすぐ後ろ、セレノグラフィーとブレーヴブラッドが3番手。1馬身離れて、ナタリーバローズが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、依然として先頭で粘り続ける1番人気のフライトゥザムーン。そのまま押し切るかに思われたが、好位にいたセレノグラフィーが圧倒的な末脚を弾けさせて悠々と抜け出し、最後は後続に3馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。2着には、逃げ粘ったフライトゥザムーンが続き、2着と半馬身差の3着には、9番手の位置から切れ味鋭い末脚を繰り出したエンセラダスが入った。そこから半馬身遅れた4着には、後方4番手で直線を迎えたシルバーセイルズが入線、さらに1馬身1/4差の5着には、後方3番手にいたキングシーバードが食い込んだ。2番人気のイディナロークは中団後方にいたがいいところなく10着に敗れた。