4歳未勝利

レース展開

プリオールサンダーが端に立つ展開、そのすぐ後ろに続くグルメセンチュリー

プリオールサンダーが主導権を握る形となり、リードを1馬身ほどキープして集団を牽引。単独の2番手にグルメセンチュリーが続く。その後ろ、ユーセイシャイニーとジーニアスボーイが3番手の好位につける。その1馬身後ろ、シルククラシックは中団前め。オートダイヤは中団馬群のど真ん中を追走。ヒートザビート、フリーククロワール、マルブツリーダーらは中団後方の位置取り。最後尾にボストンマイスター、パンネビーノ、マヤノユウシ、エアシビュラらがいる隊列で最初のコーナーを通過。

ヒートザビートが猛烈な差し脚を繰り出して前方の各馬を軽々とねじ伏せる

先頭はプリオールサンダーでリードは1馬身。2番手にユーセイシャイニーとフリーククロワールが続く。その直後、マルブツリーダーが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、2番手から抜け出したのはユーセイシャイニー。そのまま押し切るかに思われたが、中団前目にいた1番人気のヒートザビートが次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は後続に3馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。2着には、2番手の位置からシャープな伸びを見せたユーセイシャイニーが続き、2着と1馬身差の3着には、同じく2番手の位置から力強い脚捌きでゴールまで頑張ったフリーククロワールが入った。そこからクビ差遅れた4着には、逃げ粘ったプリオールサンダーが入線した。2番人気のマヤノユウシは後方4番手にいたがもうひと伸びが足りず8着に敗れた。