ユーセイシャイニー（1996年生、母ユーセイフェアリー）

ユーセイシャイニー（1996年4月3日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は芦毛。種牡馬のマークオブディスティンクション（当時10歳）と交配したユーセイフェアリーが10歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は朝日ファーム。戦績は、中央平地9戦0勝2着1回、地方24戦8勝2着4回。主な勝ち鞍は2001年の3歳以上B2。

経歴

デビュー前

音無秀孝厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1999年）

4月11日、デビュー戦は千田輝彦騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（中京ダート1000m 曇/不良）に出走。馬体重は438kg。14頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず13着に終わった。

4月25日、中1週で迎えた2戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（新潟芝1200m 外回り曇/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で千田輝彦騎手（1戦0勝）。13頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず8着に終わった。

8月29日、約4か月の休養明けで迎えた3戦目は、河内洋騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（小倉芝1200m 曇/良）に出走。14頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず8着に終わった。

9月26日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、4歳未勝利（阪神芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で河内洋騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

10月9日、中1週で迎えた5戦目は、内田浩一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。15頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

10月30日、中2週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（福島芝1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で内田浩一騎手（1戦0勝）。13頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線ではシャープな伸びを見せたが、勝ったヒートザビートにねじ伏せられて3馬身差の2着となった。

11月20日、中2週で迎えた7戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（福島芝1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で内田浩一騎手（2戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では伸びを欠き12着に敗れた。

11月28日、連闘で迎えた8戦目は、山田泰誠騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉芝1800m 曇/稍重）に出走。16頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず9着に敗れた。

12月11日、中1週で迎えた9戦目は、4歳以上500万下（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田泰誠騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではいいところがなく11着に終わった。

4歳（2000年）

3月27日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた10戦目は、吉田順治騎手を鞍上に迎えて、5歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。

4月22日、中3週で迎えた11戦目は、5歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田順治騎手（1戦0勝）。6頭立ての2番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るシルクサンダーを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は7馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

5月4日、中1週で迎えた12戦目は、5歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田順治騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

5月14日、中0週で迎えた13戦目は、5歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田順治騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、エムジョシウワに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

6月3日、中2週で迎えた14戦目は、5歳以上C1 C2（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で吉田順治騎手（4戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のジェンツサファリをハナ差振り切って勝利を手中に収めた。

6月24日、中2週で迎えた15戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で吉田順治騎手（5戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のスーパーオドロキを3/4馬身振り切って1着ゴールを果たした。

7月14日、中2週で迎えた16戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で吉田順治騎手（6戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではやや伸びを欠き、3着に終わった。

7月29日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で吉田順治騎手（7戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず5着に敗れた。

8月13日、中1週で迎えた18戦目は、川野幸治騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

9月10日、中3週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた19戦目は、原口義史騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のスイングバードに1馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

10月9日、中3週で馬体重を前走から13kg戻して迎えた20戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は吉田順治騎手（8戦3勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のジェンツサファリに6馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

10月29日、中2週で迎えた21戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉田順治騎手（9戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線に入ると、前で粘るトシザカンパラを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて6勝目を掴み取った。

11月10日、中1週で迎えた22戦目は、九千部賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田順治騎手（10戦5勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したゴールドサフランを捕まえ切れず、アタマ差の2着に甘んじた。

11月24日、中1週で迎えた23戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田順治騎手（11戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るボクサーを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて7勝目を手に入れた。

12月24日、中3週で迎えた24戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉田順治騎手（12戦6勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したトシザカンパラを捕まえ切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

5歳（2001年）

1月4日、中1週で迎えた25戦目は、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で吉田順治騎手（13戦6勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したバンブーヒカリオーを捕まえ切れず、5馬身差の2着となった。

3月9日、中8週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた26戦目は、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で吉田順治騎手（14戦6勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のミスターエンデバーをアタマ差振り切って勝利をモノにする

4月15日、中4週で馬体重を前走から15kg絞って迎えた27戦目は、長田進仁騎手を鞍上に迎えて、佐々木竹見騎手引退記念（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず5着に敗れた。

10月27日、約6か月半の休み明けで迎えた28戦目は、森田直哉騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に敗れた。

11月18日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた29戦目は、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で森田直哉騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず9着に終わった。

12月9日、中2週で迎えた30戦目は、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で森田直哉騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚を伸ばせず5着に終わった。

12月24日、中1週で迎えた31戦目は、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で森田直哉騎手（3戦0勝）。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず6着に終わった。

6歳（2002年）

1月6日、中1週で迎えた32戦目は、3歳以上A2 B2（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で森田直哉騎手（4戦0勝）。7頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが劣勢になり5着に終わった。

1月21日、中1週で迎えた33戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、M&Kジョッキーズカップ（第3戦）（佐賀ダート1800m 曇/不良）に出走。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず7着に終わった。