レース展開

シタベッドとピエールミシガン

シタベッドとピエールミシガンが並んでハナを切る形となり、後続との差を1馬身ほどキープして馬群を牽引。ヨシノローズとネオエトワールが3番手の好位につける。先団後ろのポジションにいるのはブレストサンダー。その1馬身後ろ、メリーゴーラウンドは中団前寄り。フラグランツァは中団馬群のど真ん中を追走。レジーナティアラは中団後方の位置取り。そのすぐ後ろ、フェリスラリーが9番手。フレッシュルーキーは後方5番手に待機して前の動きを静観。シンティリオは後方4番手に控えて他馬の様子を見ながらの競馬。後方3番手でジックリと運ぶのはラピード。後方2番手の位置で力をタメるのはキョウワレイホープ。しんがりにワイルドブーケがいる隊列で最初のコーナーを通過。

子どもの食支援賞、フラグランツァが自ら動いていく進取果敢な競馬で破竹の4連勝

先頭はシタベッドでリードは1馬身。単独の2番手にフェリスラリーが続く。その直後、ヨシノローズが3番手。そのあと、ブレストサンダーが4番手。1馬身離れて、フラグランツァとピエールミシガンが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、4番手から抜け出したのはブレストサンダー。そのまま押し切るかに見えたが、先行勢の後ろにいた1番人気のフラグランツァが別次元の末脚を炸裂させてブレストサンダーを交わすと、最後はクビ差先着して勝利をモノにした。2着のブレストサンダーから2馬身半差の3着には、3番手の位置からパワフルな末脚を披露したヨシノローズが入った。そこから1馬身半遅れた4着には、中団前目で直線を迎えたレジーナティアラが入線、さらに1馬身半差の5着には、中団後方にいたフレッシュルーキーが食い込んだ。2番人気のキョウワレイホープは中団後方にいたがあとひと伸びが足りず6着に敗れた。