燕特別

レース展開

ジュンファイトクンが隊列をリードする形、少し離れた2番手を追走するベストレート

ジュンファイトクンが敢然と先頭に立ち、リードを2馬身以上キープして集団を牽引。単独の2番手にベストレートが続く。そのすぐ後ろ、シンボリラパスが3番手の絶好位につける。その後ろ、ラスイエットロスは好位をキープ。その直後、オーダードリブンが好位の一角を形成。先団後ろのポジションに付けたのはサンシロウ。その1馬身後ろ、バリンジャーは中団前め。ミルトプレストとフランチェスコは中団馬群の丁度真ん中を併走。キーフォーサクセスとクイックモーションは中団後方の位置取り。フリージングレインは後方6番手に待機して前方各馬の動きを静観。レオニーズとアルカサルは後方4番手で他馬の様子をうかがいながらの競馬。後方3番手でじっくりと折り合い重視で運ぶのはハートオブスワロー。どん尻にゴールドエフォートとグランドバローズがいる隊列で最初のコーナーを通過。

燕特別、サンシロウが中位から切れ味光る差し脚を繰り出して前方の各馬をまとめて交わす

先頭はジュンファイトクンでリードは5馬身以上。2番手にベストレートとオーダードリブンが続く。そのすぐ後ろ、ラスイエットロスとシンボリラパスが4番手。1馬身離れて、バリンジャーとアルカサルが6番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、依然として先頭で粘り続けるジュンファイトクン。そのまま押し切るかに思われたが、中団前目にいたサンシロウが鋭く末脚を伸ばしてジュンファイトクンを差し切ると、最後は半馬身の差をつけて勝利を手に入れた。2着のジュンファイトクンから3/4馬身差の3着には、4番手の位置からじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘した15番人気のラスイエットロスが入った。そこからハナ差遅れた4着には、中団後方で直線を迎えたフリージングレインが入線、さらにクビ差の5着には、2番手にいた1番人気のオーダードリブンが食い込み、さらにそこから半馬身差の6着にはミルトプレストが入った。2番人気のアルカサルは先行勢の後ろにいたがいいところなく8着に敗れた。