1886年自動車誕生記念

レース展開

ビッグマロンが集団を先導、2番手の位置にデンデラリュウが取り付く

前に出たのはビッグマロン。後続との差を1馬身ほど確保して馬群を引っ張っていく。単独の2番手にデンデラリュウが続く。少し間隔を置いて、プルミエールアンパが3番手の絶好位につける。そのすぐ後ろ、ケンヴェラーレは好位に取り付く。先団後ろのポジションにいるのはトーセンクラージュ。その1馬身後ろ、ノーブルクィーンは中団前寄り。ナックコウテイは中団馬群の真ん中を追走。トーセンカリーナは中団後方の位置。続いて、モンゲーロージズとシグラップリンユーが9番手。ネオチャンプは後方4番手で虎視眈々と機をうかがう。後方3番手でじっくりと運ぶのはアニムスオブワーズ。後方2番手の位置で息を潜めて脚を溜めるのはアカツキノカナタ。どん尻にコウギョウネルソンがいる隊列で最初のコーナーを通過。

1886年自動車誕生記念、ビッグマロンが他馬を赤子扱いするかの様な余裕十分の内容で初白星を挙げる

先頭はビッグマロンでリードは1馬身。単独の2番手にデンデラリュウが続く。少し間隔を置いて、プルミエールアンパが3番手。1馬身離れて、ノーブルクィーンとケンヴェラーレが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、尚も先頭を突き進む1番人気のビッグマロン。そのままビッグマロンが持久力に富んだ末脚で粘り込み、最後は後続に約15馬身の大差をつけてトップでゴールインした。2着には、3番手の位置から持ち味の忍耐力で最後まで奮闘したプルミエールアンパが続き、2着と2馬身差の3着には、先行勢の後ろの位置から力強い脚運びでゴールまで頑張った13番人気のノーブルクィーンが入った。そこからアタマ差遅れた4着には、中団前目で直線を迎えたトーセンクラージュが入線、さらにハナ差の5着には、先行勢の後ろにいたケンヴェラーレが食い込んだ。2番人気のナックコウテイは後方5番手にいたが決め手が足りず7着に敗れた。