2歳未勝利

レース展開

ヒアカムズザサンがハナに立つ展開、そのすぐ後ろを進むトレースオンアイス

ヒアカムズザサンがハナを奪う恰好となり、後続との差を1馬身ほど確保してレースを進める。単独の2番手にトレースオンアイスが続く。そのすぐ後ろ、エジーサンドレとケイツーノートが3番手の好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはゴージャスガール、ヴァンガードシチー、ネコレーヌら3頭。その1馬身後ろ、アンジュリンブレスは中団前寄り。ヤギリヴィーナスは中団馬群の丁度真ん中を追走。ハーブガーデンは中団後方の位置。そのあと、マイネルフレッチャとウインスペクトルが11番手。タンタアレグリアは後方4番手に待機して他馬の様子を見ながらの競馬。後方2番手の位置で息を潜めて脚をタメるのはトミケンブレスクとミュゼダルタニアン。少し離れたシンガリにテイエムソラトブがいる隊列で最初のコーナーを通過。

タンタアレグリアが稲光の様な末脚を繰り出して前の馬たちを次々とねじ伏せる

先頭はヒアカムズザサンでリードは1馬身。単独の2番手にトレースオンアイスが続く。そのあと、エジーサンドレとネコレーヌが3番手。1馬身離れて、ヤギリヴィーナスとヴァンガードシチーが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、依然として先頭で粘り続ける1番人気のヒアカムズザサン。そのまま押し切る態勢だったが、後方3番手にいた2番人気のタンタアレグリアが鬼脚を爆発させ前にいた12頭をごぼう抜きし、最後は後続に1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。2着には、逃げ粘ったヒアカムズザサンが続き、2着とクビ差の3着には、先行勢の後ろの位置からパワフルな末脚を繰り出したヤギリヴィーナスが入った。そこから1馬身3/4遅れた4着には、中団前目で直線を迎えたゴージャスガールが入線、さらに半馬身差の5着には、後方5番手にいたウインスペクトルが食い込んだ。