火打山特別

レース展開

モリノセピアが馬群を率いる形、直後の2番手にサフランヒーローとスピードパンサーが取り付く

モリノセピアが端をきる形となり、リードを1馬身ほど確保して集団を引っ張っていく。2番手にサフランヒーローとスピードパンサーが並ぶ。その直後、クリニエールグラスが4番手の絶好位につける。先団後ろのポジションにいるのはモンドプリュームとサイモンギフト。その1馬身後ろ、オリビアジュテームとアイズは中団やや前。グランオルカとニコラウスは中団後方の位置取り。ロイヤルダンスは後方5番手に待機して前方各馬の動きを静観。後方2番手の位置で息を潜めて力を温存するのはヴィクトリーロード、オセアフラッグ、ヴェルトラウム。少し離れたしんがりにケープアグラスがいる隊列で最初のコーナーを通過。

火打山特別、サフランヒーローが類まれなレースセンスを活かした手堅い立ち回りで押し切る

先頭はモリノセピアでリードは1馬身。単独の2番手にサフランヒーローが続く。その直後、スピードパンサーが3番手。その後ろ、クリニエールグラスが4番手。1馬身離れて、モンドプリュームが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、2番手にいた1番人気のサフランヒーローが次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は後続に3馬身の差をつけてトップでゴールインした。2着には、先行勢の後ろの位置から素晴らしい伸び脚で驀進した2番人気のモンドプリュームが続き、2着と2馬身半差の3着には、中団前目の位置から妙々たる末脚を発揮したオリビアジュテームが入った。そこから2馬身遅れた4着には、逃げ粘ったモリノセピアが入線、さらに1馬身差の5着には、中団にいたグランオルカが食い込んだ。