2021川崎ジョッキーズカップ第6戦

レース展開

アキコノユメヲ、シンキングポケット、アニマート

シンキングポケット、アキコノユメヲ、アニマートら3頭が並んでハナを切る形となり、後続との差を1馬身ほどキープして馬群を牽引。ジャポネスクが4番手の絶好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはシェルメール、ムスメジントーヨー、ピカレスクスマイルら3頭。その1馬身後ろ、プールアンレーヴは中団前め。イダテンは中団後方の位置取り。ヨイチビームは後方5番手に待機して前方各馬をうかがいながらの競馬。コンステレーションは後方4番手に控えて前方各馬を見ながらの競馬。後方3番手でじっくりと折り合いに専念するのはタイムトラベル。後方2番手の位置で脚を溜めるのはサンベリーニ。どん尻にジェイリーがいる隊列で最初のコーナーを通過。

2021川崎Jカップ第6戦、サンベリーニが古豪の意地を顕示する様な力感溢れる走りで勝利を手中に収める

先頭はシンキングポケットでリードは1馬身。2番手にアキコノユメヲとサンベリーニが続く。その直後、ジャポネスクとピカレスクスマイルが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、依然として先頭で粘り続ける2番人気のシンキングポケット。そのまま押し切る態勢だったが、2番手まで進出していたサンベリーニが次元の違う末脚を炸裂させてシンキングポケットを捉えると、最後はアタマ差だけ先んじて1着ゴールを果たした。2着のシンキングポケットから6馬身差の3着には、中団の位置から力強い脚捌きでゴールまで走り切った11番人気のイダテンが入った。そこからハナ差遅れた4着には、好位で直線を迎えたピカレスクスマイルが入線、さらにクビ差の5着には、後方4番手にいた12番人気のタイムトラベルが食い込んだ。1番人気のアニマートは9番手にいたが失速して13着に敗れた。