大政奉還150周年記念賞

レース展開

ケープフローラが隊列を引き連れる形、その直後にカンナが取り付く

ケープフローラがハナを切り、リードを1馬身ほどキープして集団を牽引。単独の2番手にカンナが続く。その直後、マツキチが3番手の絶好位につける。続いて、ノゾミは好位に収まる。先団後ろのポジションに付けたのはエネルリリー。その1馬身後ろ、サンチャゴボラーレは中団前寄り。アスリートスターは中団馬群のちょうど真ん中を追走。アエノカルティエは中団後方の位置取り。その後ろ、アポロゴールドが9番手。クイーンズスタイルは後方5番手で機を待つ。後方5番手で腰を落ち着けて折り合い重視で運ぶのはリバーサルフィルムとリセット。後方2番手の位置でじっとして脚を溜めるのはモリトシラギク。最後方にネオカレントがいる隊列で最初のコーナーを通過。

大政奉還150周年記念賞、サンチャゴボラーレが4角で先行集団に並びかけるダイナミックなレーススタイルで待望の初勝利を挙げる

先頭はケープフローラでリードは1馬身。単独の2番手にカンナが続く。そのすぐ後ろ、ノゾミとサンチャゴボラーレが3番手。1馬身離れて、クイーンズスタイルとアスリートスターが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、好位にいた2番人気のサンチャゴボラーレが次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は懸命に食らいつくクイーンズスタイルを半馬身退けてトップでゴールへと飛び込んだ。2着のクイーンズスタイルから3馬身差の3着には、2番手の位置から力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったカンナが入った。そこから1馬身3/4遅れた4着には、好位で直線を迎えた12番人気のノゾミが入線、さらにクビ差の5着には、中団前目にいたエネルリリーが食い込んだ。1番人気のリセットは中団後方にいたがあとひと押しが利かず6着に敗れた。