4歳以上1勝クラス

レース展開

テーオールノワールが先頭に立つ形、その半馬身後ろを進むブラジリアンソング

端に立ったのはテーオールノワール。僅かなリードで馬群を引っ張っていく。2番手にブラジリアンソングが続く。その後ろ、テイエムフォンテが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションにいるのはマイレッドスター。その1馬身後ろ、スピリトーゾとテイエムオードリーは中団前寄り。タマモエース、ディサイド、ソウルユニバンスらは中団後方の位置取り。少し間隔を置いて、後方2番手の位置でじっとして脚を溜めるのはトリプルスリルとマジックスピーチ。少し離れた最後尾にサルーテがいる隊列で最初のコーナーを通過。

マジックスピーチが古馬の貫禄を見せる様な力走で久方ぶりの美酒

先頭はブラジリアンソングでリードは1馬身。2番手にテーオールノワールとテイエムフォンテが続く。その後ろ、マイレッドスターとテイエムオードリーが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、依然として先頭で粘り続ける2番人気のブラジリアンソング。そのまま押し切るかに思われたが、中団後方にいた1番人気のマジックスピーチが次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は後続に1馬身半の差をつけて勝利した。2着には、途中から先頭に立ったブラジリアンソングが続き、2着と3馬身半差の3着には、中団後方の位置から切れ味鋭い末脚を繰り出したディサイドが入った。そこからアタマ差遅れた4着には、2番手で直線を迎えた11番人気のテイエムフォンテが入線した。