ブラジリアンソング（2019年生、母ラスティングソング）

Brazilian Song

2019.02.01

ブラジリアンソング（2019年2月1日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「ブラジルの歌。母名より連想」。毛色は青鹿毛。種牡馬のキングカメハメハ（当時18歳）と交配したラスティングソングが13歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。主な勝ち鞍は2022年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

当歳のとき、ノーザンファームから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、スリーエイチレーシングによって2億520万円で落札された。

池添学厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2021年）

10月10日、デビュー戦は松山弘平騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1800m 外回り 晴/良）に出走。馬体重は492kg。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。最後は失速してしまい11着に敗れた。

3歳（2022年）

2月20日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた2戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で松山弘平騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったインベルシオンに詰め切れず、7馬身差の2着となった。

3月13日、中2週で馬体重を前走から14kg絞って迎えた3戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1800m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、緩いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を弾けさせて、最後は2着のコルドンルージュをクビ差振り切って初勝利を挙げた。

5月29日、約2か月半の間隔を開けて迎えた4戦目は、坂井瑠星騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（中京ダート1800m 晴/良）に出走。15頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走し、5着を確保した。

6月26日、中3週で迎えた5戦目は、3歳以上1勝クラス（阪神芝2200m 晴/良）に出走。鞍上は松山弘平騎手（2戦0勝）。14頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚が止まってしまい9着に終わった。

デビュー前

当歳のとき、ノーザンファームから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、スリーエイチレーシングによって2億520万円で落札された。

池添学厩舎（栗東）へ入厩。

8月20日、デビュー戦は松本大輝騎手を鞍上に据えて、3歳以上1勝クラス（小倉ダート1700m 晴/稍重）に出走。馬体重は500kg。15頭立ての5番ゲートからスタート。競走除外となった。

12月24日、約6か月の休養明けで迎えた6戦目は、3歳以上1勝クラス（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で松山弘平騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

4歳（2023年）

1月7日、中1週で迎えた7戦目は、D.イーガン騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（中京ダート1800m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではビュッと切れる脚を見せたが、マジックスピーチに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

1月22日、中1週で迎えた8戦目は、4歳以上1勝クラス（中京ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続でD.イーガン騎手（1戦0勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前の忍耐力ででしぶとく走り抜いたが、勝ったショウサンキズナにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

2023年3月16日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。