渡辺勝傘寿記念

レース展開

ワイノナが端に立つ形、そのすぐ後ろに続くピュアサンクス

ワイノナが果敢にハナを奪い、リードを1馬身ほど保って集団を先導。単独の2番手にピュアサンクスが続く。そのすぐ後ろ、タッデオが3番手の絶好位につける。その1馬身後ろ、マイネルグランサムは中団やや前。アモーレバローズは中団馬群の丁度真ん中を追走。マシェリイは中団後方の位置。続いて、ビッグセントが7番手。後方3番手で腰を落ち着けて折り合い重視で運ぶのはペイシャバレー。後方2番手の位置で悠然と構えるのはスパイラルバンブー。最後方にナムラキンタローがいる隊列で最初のコーナーを通過。

渡辺勝傘寿記念、ペイシャバレーが中位から鮮やかな末脚を爆発させて前の馬たちをきっちりとねじ伏せる

先頭はワイノナでリードは1馬身。単独の2番手にマイネルグランサムが続く。そのあと、アモーレバローズが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、3番手から抜け出したのはアモーレバローズ。そのまま押し切るかに見えたが、中団にいたペイシャバレーが鬼脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は後続に1馬身の差をつけて勝利を掴み取った。2着には、3番手の位置からスパッとキレる脚を見せたアモーレバローズが続き、2着と3/4馬身差の3着には、逃げ粘ったワイノナが入った。1番人気のマイネルグランサムは2番手にいたが見せ場なく4着に敗れた。2番人気のスパイラルバンブーは後方3番手にいたが伸びきれず5着に敗れた。