2歳未勝利

レース展開

アルセナーレがハナに立つ展開、そのすぐ後ろを進むアドマイヤデライトとナポレオンズワード

ハナを切ったのはアルセナーレ。後続との差を1馬身ほどキープして一団を引っ張っていく。2番手にアドマイヤデライトとナポレオンズワードが並ぶ。続いて、パイナップルキングとサンアンダーソンが4番手の好位につける。その1馬身後ろ、コスモカナディアンは中団やや前。少し離れて、シゲルカンパチ、シゲルチヌダイ、ディーエスレヴューらは中団馬群の丁度真ん中を併走。ウインバーニングとサンカーニーは中団後方の位置。後方2番手の位置でゆったりと構えるのはセプテンバーダイナ、メイショウダッサイ、トーキョーキッド。シンガリにマジックダイオウがいる隊列で最初のコーナーを通過。

メイショウダッサイが戦前の低い評価を物ともしない見事な走りで勝利をモノにする

先頭はアルセナーレでリードは1馬身。2番手にコスモカナディアン、アドマイヤデライト、ナポレオンズワード、メイショウダッサイらが続く。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、依然として先頭で粘り続ける2番人気のアルセナーレ。そのまま押し切る態勢だったが、2番手まで進出していた12番人気のメイショウダッサイが次元の違う末脚を炸裂させてアルセナーレを捉えると、最後はハナ差だけ先んじて1着ゴールを果たした。2着のアルセナーレから3/4馬身差の3着には、2番手の位置から閃光のような末脚を発揮した1番人気のコスモカナディアンが入った。そこから4馬身遅れた4着には、同じく2番手で直線を迎えたナポレオンズワードが入線、さらに2馬身半差の5着には、中団前目にいたサンアンダーソンが食い込んだ。