ジューンフラワー賞

レース展開

トーマスが後続を率いる展開、その直後を追走するベルモントアネッサ

トーマスが主導権を握る形となり、リードを1馬身ほどキープして一団を牽引。単独の2番手にベルモントアネッサが続く。その直後、スカリエッティが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはケイアイテイオー。その1馬身後ろ、クリスティラビットは中団前寄り。ウィングアイは中団馬群の真ん中を追走。ヒビキは中団後方の位置。そのあと、リュウノアシェイブとキュレーターが8番手。後方3番手で腰を落ち着けて折り合いに専念するのはセイウンダイチ。後方2番手の位置でじっと息を潜めているのはナスノシャーディー。殿にヒロノキョウシュウがいる隊列で最初のコーナーを通過。

ジューンフラワー賞、ケイアイテイオーが取柄である機動力を駆使した万全の競馬で初勝利を挙げる

先頭はトーマスでリードは1馬身。単独の2番手にケイアイテイオーが続く。その直後、ベルモントアネッサが3番手。1馬身離れて、スカリエッティが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、依然として先頭で粘り続けるトーマス。そのまま押し切るかに見えたが、2番手にいた2番人気のケイアイテイオーが次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は後続に3馬身の差をつけて勝利をモノにした。2着には、逃げ粘ったトーマスが続き、2着と1馬身半差の3着には、後方4番手の位置から息の長い末脚を発揮したヒロノキョウシュウが入った。そこから3/4馬身遅れた4着には、中団後方で直線を迎えた11番人気のキュレーターが入線した。1番人気のベルモントアネッサは絶好位にいたが失速して7着に敗れた。