3歳

レース展開

ミュージックフェスが集団を牽引、2番手の位置にピエールフィンガーが取り付く

ミュージックフェスが先手を奪う恰好となり、リードを1馬身ほど確保して集団を引っ張っていく。単独の2番手にピエールフィンガーが続く。その直後、ダルジャンドールが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションにいるのはマンハッタンシェフとビューティゴルド。その1馬身後ろ、エムオーリシャールは中団前目。タカラホマレとヤーブルースは中団後方の位置。後方3番手で腰を落ち着けて折り合い重視で運ぶのはムーンライトブロー。後方2番手の位置で悠然と構えるのはグランクック。シンガリにハイグローブがいる隊列で最初のコーナーを通過。

ピエールフィンガーが途中で端に立って、そのまま後続を抑え切る小細工のない横綱相撲で断然の支持に応える

先頭はピエールフィンガーとダルジャンドールでリードは1馬身。ミュージックフェスが3番手。1馬身離れて、マンハッタンシェフが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、単独で先頭に立ったのは1番人気のピエールフィンガー。そのままピエールフィンガーが持久力に富んだ末脚で粘り込みクビ差で封じて勝利を手に入れた。2着のダルジャンドールから8馬身差の3着には、先行勢の後ろの位置から天性の負けん気を発揮してゴールまで力闘した2番人気のマンハッタンシェフが入った。そこから3/4馬身遅れた4着には、絶好位で直線を迎えたミュージックフェスが入線した。