一般C1三四

レース展開

アットザヘルムが集団を率いる形、直後の位置にプレシャスクインが続く

端をきったのはアットザヘルム。リードを1馬身ほど保って集団を先導。単独の2番手にプレシャスクインが続く。続いて、ヴィットリオが3番手の絶好位につける。そのすぐ後ろ、ワンダーウノは好位を奪取。先団後ろのポジションに付けたのはプラチナバイオ。その1馬身後ろ、ゴールデンルートは中団前め。ストーミーダンディは中団馬群の真ん中付近を追走。カントリーサインは中団後方の位置。その直後、レオサーパスが9番手。ドンビーアフレイドは後方5番手に控えて前方各馬の動きを静観。ジーパワーは後方4番手で虎視眈々と機をうかがう。後方3番手で折り合いをつけるのはレンベルガー。後方2番手の位置でひっそりと脚をタメるのはマジックキー。最後方にエピックウィンがいる隊列で最初のコーナーを通過。

ヴィットリオが持ち前のレースセンスを活かした安定感のある取り口で休養明けの一戦を制す

先頭はアットザヘルムでリードは1馬身。単独の2番手にプレシャスクインが続く。そのすぐ後ろ、ヴィットリオが3番手。そのあと、ワンダーウノが4番手。1馬身離れて、プラチナバイオが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、依然として先頭で粘り続けるアットザヘルム。そのまま押し切るかに思われたが、絶好位にいたヴィットリオが強烈な末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は後続に1馬身半の差をつけてトップでゴールを駆け抜けた。2着には、逃げ粘ったアットザヘルムが続き、2着と半馬身差の3着には、中団後方の位置から電光石火の末脚を披露したドンビーアフレイドが入った。そこから1馬身半遅れた4着には、中団前目で直線を迎えたカントリーサインが入線、さらに半馬身差の5着には、先行勢の後ろにいた2番人気のプラチナバイオが食い込んだ。1番人気のワンダーウノは好位にいたが失速して10着に敗れた。