4歳以上500万下

レース展開

アインザッツが集団を引っ張る形、直後の位置にウインカートゥーンが取り付く

端をきったのはアインザッツ。後続との差を1馬身ほど確保して一団を牽引。単独の2番手にウインカートゥーンが続く。続いて、ラウレアブルームとメイショウカクオビが3番手の好位につける。先団後ろのポジションにいるのはレヴィンインパクト。その1馬身後ろ、シュンクルーズは中団前寄り。マサノマリリンとトルストイは中団馬群のちょうど真ん中を併走。ヴァルコイネンは中団後方の位置。そのあと、レッドグルックが10番手。クラウンヴォルカンとビレッジソングは後方4番手に待機して虎視眈々と機をうかがう。後方3番手でじっくりと運ぶのはシャッターチャンス。殿にポロスとセルバンテスがいる隊列で最初のコーナーを通過。

トルストイが古豪の意地を示す様な力感溢れる走りで久しぶりの勝ち星

先頭はアインザッツでリードは体半分。2番手にウインカートゥーンとヴァルコイネンが続く。そのすぐ後ろ、ラウレアブルーム、レヴィンインパクト、メイショウカクオビらが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、依然として先頭で粘り続けるアインザッツ。そのまま押し切る態勢だったが、中団前目にいたトルストイが豪快に終いの脚を伸ばしてアインザッツを交わすと、最後はクビ差先着して勝利を決めた。2着のアインザッツからクビ差の3着には、中団前目の位置から息の長い末脚を披露したマサノマリリンが入った。そこからハナ差遅れた4着には、2番手で直線を迎えたウインカートゥーンが入線、さらに半馬身差の5着には、好位にいた1番人気のレヴィンインパクトが食い込んだ。2番人気のラウレアブルームは好位にいたがいいところなく7着に敗れた。