2022川崎ジョッキーズカップ第9戦

レース展開

イツハが全馬をリードする形、その直後に続くミッシーコルザ

イツハが単騎で逃げる形となり、リードを1馬身ほど確保してレースを引っ張っていく。単独の2番手にミッシーコルザが続く。続いて、イトシキオモイが3番手の絶好位につける。その後ろ、ノーブルテラは好位をキープ。先団後ろのポジションに付けたのはシンキングポケット。その1馬身後ろ、マコトテラメエリタは中団前寄り。ヤマニンバルトロは中団馬群の丁度真ん中を追走。カモンベイビーは中団後方の位置取り。そのすぐ後ろ、ロイクラトンが9番手。フォーリボスとミトノベルーガーは後方4番手に待機して前方各馬の動きを静観。後方3番手で折り合い重視で運ぶのはエスプリブルース。後方2番手の位置で息を潜めて脚を溜めるのはミュークレグルス。最後方にメガディスカバリーがいる隊列で最初のコーナーを通過。

2022川崎Jカップ第9戦、ミュークレグルスが戦前の低い評価をあざ笑うかの様な渾身の走りで優勝を掻っ攫う

先頭はイツハでリードは1馬身。単独の2番手にイトシキオモイが続く。そのすぐ後ろ、ミュークレグルス、シンキングポケット、ヤマニンバルトロらが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、依然として先頭で粘り続ける1番人気のイツハ。そのまま押し切るかに思われたが、好位まで進出していた11番人気のミュークレグルスが次元の違う末脚を炸裂させてイツハを差し切ると、最後は3/4馬身の差をつけてトップでゴールインした。2着のイツハから1馬身半差の3着には、3番手の位置からパワフルな末脚を披露したヤマニンバルトロが入った。そこからクビ差遅れた4着には、2番手で直線を迎えたイトシキオモイが入線、さらにクビ差の5着には、好位にいたシンキングポケットが食い込んだ。2番人気のノーブルテラは中団前目にいたが最後一杯になって12着に敗れた。