2023川崎ジョッキーズカップ第5戦

レース展開

パンディーロが全馬を率いる展開、そのあとを進むテットアヴァンセ

端に立ったのはパンディーロ。後続との差を1馬身ほど確保して馬群を引っ張っていく。単独の2番手にテットアヴァンセが続く。そのあと、メリッソとジーニーボニータが3番手の好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはアグリシュブール。その1馬身後ろ、サヨノミニスターは中団前め。サーブルルミエールは中団馬群の真ん中あたりを追走。ディーロジャーは中団後方の位置取り。そのすぐ後ろ、バードハズフロウンが9番手。カペラスターは後方5番手に控えて虎視眈々と機をうかがう。スリースターは後方4番手に控えて機をうかがう。後方2番手の位置で息を潜めて力を温存するのはナインボールとユラノグラフィア。シンガリにエレダールがいる隊列で最初のコーナーを通過。

2023川崎Jカップ第5戦、ユラノグラフィアが電光石火の差し脚を爆発させて他の馬たちを一掃

先頭はパンディーロでリードは1馬身。2番手にメリッソとテットアヴァンセが続く。その直後、ジーニーボニータが4番手。1馬身離れて、ディーロジャーが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、8番手から抜け出したのはスリースター。そのまま押し切るかに見えたが、後方4番手にいたユラノグラフィアが鬼脚を炸裂させ前にいた10頭をごぼう抜きし、最後は後続に1馬身の差をつけて勝利を手にした。2着には、中団後方の位置から逸出した伸び脚で猛進したスリースターが続き、2着と1馬身半差の3着には、先行勢の後ろの位置から力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったディーロジャーが入った。そこからクビ差遅れた4着には、2番手で直線を迎えたメリッソが入線、さらに1馬身差の5着には、絶好位にいた11番人気のジーニーボニータが食い込んだ。1番人気のサヨノミニスターは中団にいたが見せ場なく9着に敗れた。2番人気のサーブルルミエールは中団前目にいたが末脚不発で6着に敗れた。