2歳未勝利

レース展開

ブルーアイガーが馬群を引き連れる形、直後の2番手にポートエレガントが取り付く

ブルーアイガーが逃げを打ち、リードを1馬身ほど保って集団を先導。単独の2番手にポートエレガントが続く。続いて、パーシングとゼンノグッドウッドが3番手の好位につける。先団後ろのポジションにいるのはブラックサーボ、メイショウガラシャ、エイシンハンニバルら3頭。その1馬身後ろ、ヒシアーバンは中団前寄り。カネトシスティーブとクレセントクレストは中団馬群のど真ん中を併走。クース、スリーマスコット、ヒミノクリミナルらは中団後方の位置。少し間隔を置いて、後方3番手で腰を据えて折り合いをつけるのはトムハンデン。さらに少し空いて、後方2番手の位置で力を溜めるのはウインザタロー。少し離れたシンガリにキスリーロマンがいる隊列で最初のコーナーを通過。

ポートエレガントが取柄である機動力を活かした万全の立ち回りで未勝利勝ち

先頭はブルーアイガーでリードは半馬身。2番手にポートエレガントが続く。そのあと、ゼンノグッドウッドが3番手。そのすぐ後ろ、メイショウガラシャが4番手。1馬身離れて、エイシンハンニバルが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、依然として先頭で粘り続けるブルーアイガー。そのまま押し切る態勢だったが、2番手にいたポートエレガントが次元の違う末脚を炸裂させてブルーアイガーを差し切ると、最後は3/4馬身の差をつけて勝利をモノにした。2着のブルーアイガーから1馬身半差の3着には、3番手の位置から閃光のような末脚を発揮した1番人気のゼンノグッドウッドが入った。そこから7馬身遅れた4着には、先行勢の後ろで直線を迎えたエイシンハンニバルが入線、さらに1馬身1/4差の5着には、中団後方にいたヒシアーバンが食い込んだ。2番人気のクレセントクレストは中団前目にいたが末脚不発で6着に敗れた。