レース展開

トンボが全馬を引っ張る形、そのあとを追走するヤマメクィーン

トンボが先陣を切る形となり、リードを1馬身ほど確保してレースを引っ張っていく。単独の2番手にヤマメクィーンが続く。その少し後ろ、ランハルトが3番手の絶好位につける。その1馬身後ろ、レジーナチェリは中団前寄り。カミソリストレートは中団馬群のちょうど真ん中を追走。ミエルシトロンは中団後方の位置取り。その直後、アポロセイランとネイバーアイランドが7番手。後方2番手の位置でひっそりと末脚を温存するのはプロトカルチャー。どん尻にビッグウェーブがいる隊列で最初のコーナーを通過。

能登半島地震復興応援杯（66）、ヤマメクィーンが早めに先頭に立ち、そのまま後続を振り切る安定感のある横綱競馬で単勝一倍台の期待に応える

先頭はヤマメクィーンでリードは1馬身。単独の2番手にトンボが続く。そのすぐ後ろ、レジーナチェリが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、依然として先頭を走る1番人気のヤマメクィーン。そのままヤマメクィーンが持久力に富んだ末脚で粘り込み、最後は後続に1馬身半の差をつけて勝利を収めた。2着には、3番手の位置から矢のような伸び脚で追い上げたレジーナチェリが続き、2着と5馬身差の3着には、2番手の位置からジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走した2番人気のトンボが入った。