3歳1勝クラス

レース展開

アデランテが後続を率いる形、2番手に続くスタンリーテソーロとキタノライジン

アデランテが端をきる形となり、後続との差を1馬身ほどキープしてレースを引っ張っていく。2番手にスタンリーテソーロとキタノライジンが並ぶ。その直後、フィリップとキャピタルサックスが4番手の好位につける。その1馬身後ろ、クラウンシエンタは中団前寄り。カミノカガヤキは中団馬群の丁度真ん中を追走。マコタイガとオープンワンセルフは中団後方の位置取り。続いて、アンクエンチャブルが10番手。そのあと、スプレーフォールとエフエイトが11番手。後方5番手でジックリと折り合い重視で運ぶのはニシノアウェイクとローズパンラズナ。2馬身以上離れて、後方2番手の位置で息を潜めて末脚を温存するのはコーカサスゴールド。少し離れたどん尻にテンクウジョーがいる隊列で最初のコーナーを通過。

スタンリーテソーロが持ち前の機動力を活かしたお手本の様な競馬で2勝目を手中に収める

先頭はアデランテでリードは2馬身以上。単独の2番手にスタンリーテソーロが続く。そのすぐ後ろ、フィリップ、キャピタルサックス、キタノライジン、クラウンシエンタらが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、依然として先頭で粘り続けるアデランテ。そのまま押し切るかに思われたが、2番手にいたスタンリーテソーロが目を見張るような末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は後続に1馬身1/4の差をつけて勝利を手にした。2着には、逃げ粘ったアデランテが続き、2着と1馬身1/4差の3着には、後方2番手の位置から閃光のような末脚を発揮したコーカサスゴールドが入った。そこから2馬身半遅れた4着には、中団後方で直線を迎えたスプレーフォールが入線、さらにハナ差の5着には、好位にいた2番人気のキャピタルサックスが食い込んだ。1番人気のアンクエンチャブルは中団にいたがもうひと伸びが足りず7着に敗れた。