筑後川特別

レース展開

サンクスマインドが隊列を引っ張る形、その直後にセントバルカンとマルシゲジョージが取り付く

先頭を行くのはサンクスマインド。リードを1馬身ほど確保して集団を引っ張っていく。2番手にマルシゲジョージとセントバルカンが並ぶ。少し間隔を置いて、タニノカーニバルは中団前目。ミスタードラゴンは中団馬群の真ん中あたりを追走。カナディアンミルとマチカネポロネーズは中団後方の位置取り。後方2番手の位置で息を潜めて力を温存するのはマックスファイトとマチカネシェーン。少し離れたしんがりにリンデンセイコーがいる隊列で最初のコーナーを通過。

筑後川特別、サンクスマインドが天与の快足でハナを奪うと、他馬に付け入る隙を与えずあっさりと逃げ切る

先頭はサンクスマインドでリードは2馬身以上。2番手にカナディアンミルとタニノカーニバルが続く。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、軽快に逃げ続ける1番人気のサンクスマインド。そのままサンクスマインドが持久力に富んだ末脚で粘り込み、最後は後続に3馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。2着には、2番手の位置から迫力満点の伸びを見せた9番人気のカナディアンミルが続き、2着と半馬身差の3着には、同じく2番手の位置から力強い脚捌きでゴールまで頑張ったタニノカーニバルが入った。2番人気のセントバルカンは後方3番手にいたがいいところなく9着に敗れた。