レース展開

オトメノコが一団を先導、そのあとにミユキトリリオネアが続く

オトメノコが逃げを打つ恰好となり、後続との差を1馬身ほどキープして馬群を牽引。単独の2番手にミユキトリリオネアが続く。その後ろ、ミライノホシが3番手の絶好位につける。そのあと、リコータイザンは好位に取り付く。先団後ろのポジションにいるのはハナビチャン。その1馬身後ろ、グリーンフラッシュは中団前寄り。イーテーラーは中団馬群のちょうど真ん中を追走。ラバテラクロスは中団後方の位置取り。そのすぐ後ろ、ローズパレットが9番手。続いて、トノカンショウが10番手。その直後、マロンシャンティが11番手。リョウランサクセスは後方5番手に待機して虎視眈々と機をうかがう。ドリームポルックスは後方4番手で前の動きを静観。後方3番手でジックリと運ぶのはシャインローレル。後方2番手の位置でひっそりと力をタメるのはマルヨローズ。ポツンと離れたどん尻にフェスティヴモシリがいる隊列で最初のコーナーを通過。

1986 トゥインクルレース誕生賞、リコータイザンがレベルの違いをアピールするかの様な盤石の走りで圧倒的人気に応える

先頭はオトメノコでリードは1馬身。単独の2番手にリコータイザンが続く。その後ろ、ミライノホシが3番手。そのあと、グリーンフラッシュが4番手。1馬身離れて、ミユキトリリオネアが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、依然として先頭で粘り続けるオトメノコ。そのまま押し切るかに見えたが、2番手にいた1番人気のリコータイザンが次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は後続に8馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。2着には、逃げ粘ったオトメノコが続き、2着と3/4馬身差の3着には、4番手の位置から天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走したグリーンフラッシュが入った。そこから半馬身遅れた4着には、10番手で直線を迎えたトノカンショウが入線、さらに3/4馬身差の5着には、後方4番手にいたドリームポルックスが食い込んだ。2番人気のミユキトリリオネアは先行勢の後ろにいたが最後一杯になって14着に敗れた。