第108回 京都記念 (G2)

レース展開

スズカデヴィアスが馬群を引き連れる展開、2番手の位置にラブリーデイが続く

端を奪ったのはスズカデヴィアス。後続との差を1馬身ほどキープして馬群を牽引。単独の2番手にラブリーデイが続く。続いて、レッドデイヴィスが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションにいるのはハギノハイブリッド。その1馬身後ろ、ヒラボクディープとマイネルディーンは中団前め。ハープスターは中団後方の位置。少し離れて、ノーステアは後方4番手に控えて虎視眈々と機をうかがう。後方3番手で腰を落ち着けて折り合い重視で運ぶのはトウシンモンステラ。後方2番手の位置で悠悠と構えるのはキズナ。しんがりにアクションスターがいる隊列で最初のコーナーを通過。

京都記念、ラブリーデイが負けん性を発揮してゴール直前の激しい闘いをハナ差でモノにする

先頭はスズカデヴィアスでリードは1馬身。単独の2番手にラブリーデイが続く。その後ろ、ハギノハイブリッドが3番手。1馬身離れて、レッドデイヴィスが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、依然として先頭で粘り続けるスズカデヴィアス。そのまま押し切るかに思われたが、2番手にいたラブリーデイがしっかりと末脚を伸ばしてスズカデヴィアスを捉えると、最後はハナ差だけ先んじて勝利をモノにした。2着のスズカデヴィアスからクビ差の3着には、後方3番手の位置から切れ味抜群の末脚を披露した2番人気のキズナが入った。そこから1馬身半遅れた4着には、先行勢の後ろで直線を迎えたレッドデイヴィスが入線した。1番人気のハープスターは中団前目にいたが伸びあぐねて5着に敗れた。